アニ玉クッキング107

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2011年 02月 07日

カレーだよ!








・ほろほろ手羽元と根菜のカレー

鶏手羽元、サトイモ、カボチャ、レンコン、人参、舞茸、ルー、ニンニク

とりあえず手羽元をぐつぐつぐつぐつ煮る。にんにくとともに。やわらかくなったらフォーク等を用いて割く。
そんで人参レンコン舞茸ぐつぐつレンコンちょうどいいだろってなったらカボチャサトイモも。それでルー。


ということであり、非常になんというか、3か月ぶり以上の更新となったけれどもそういった感覚はあまりなくてなぜなら先日の二の言及にもある通りツイッターで作った料理報告をおこなっているからで、まあだけどレシピを残しておくっていうことは意味あるよね、だからないがしろにするべきじゃないよねっていうのもあるし、めんどくさがっていたらいけないね。
それにしてもね、このゴロゴロ根菜カレーですけれども白眉はレンコンとサトイモです。レンコンのサクっとした感じは面白いし、サトイモのネトっとした感じも面白く、また、サトイモはスプーンで外の皮をこそげて切らずにそのまま入れているのだけど外の薄皮が少しだけ残っていて歯ごたえがあり、その先にネトっがあるこの感覚というのはとてもいいのです。
二はずいぶんカレーにあれこれと凝って作っているみたいだけれども、私はルーで十分です。アデュー!





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by anitama107 | 2011-02-07 00:36 |
2010年 10月 24日

きんぴらとか漬物とか





<メニュー>
1.牛ごぼう人参のきんぴら 2.キャベツとかの浅漬け 3.なめたけ 4.昨日のポテサラ 5.インゲンの白みそ汁

<材料と作り方>
1.牛肉(酒醤油ごま油で下味)、ごぼう(酢水であくぬきか何か)、人参、醤油酒砂糖みりん、ゴマ
炒めて油回ったら醤油以下をやって水気なくなったら火をとめてゴマ混ぜる。

2.キャベツ人参キュウリ、塩、こぶ茶、醤油、酒
なんか塩もみしたりして四苦八苦する。


ロージーを見たためではないというか見たためでしかないけれど、僕の中の悪夢の一つの典型に人違いで強制収容所行きのトラックに詰められたアラン・ドロンの姿というのがあって、自分の今の生き方に対して「これは間違いです。何かの手違いです」と叫びたい、と日曜の夜なんかはよく思うというか今初めて思った。格子を手でつかみ、パリの灯は遠くなってゆく。





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by anitama107 | 2010-10-24 23:22 |
2010年 10月 24日

鶏とごぼうのゆずポン煮とか








<メニュ>
1.鶏とごぼうのゆずポン煮
2.コールスローなポテサラ
3.インゲンの胡麻味噌柚子胡椒和え
4.キャベツえのきみそ汁

<材料および作り方>
1.鶏もも(はちみつで下味)、ごぼう、人参、水、ゆずポン酢、醤油、酒
水カップ1/2、ゆずポンその半分で醤油酒は小さじ2くらいの感じで煮立たせ、そこに鶏ももとごぼう人参を入れてふたして煮る。

2.ジャガイモ、キャベツ、キュウリ、オリーブオイル、マヨネーズ、醤油、ショッコショ
ジャガイモ茹でる。粗くつぶしてオリーブオイルで和える。粗熱取れる。塩もみキュウリと千切りキャベツとあとはもう適当に混ぜる。

3.インゲン、胡麻(すっとく)、味噌、柚子胡椒、出汁、こぶ茶、
和える。柚子胡椒入れすぎて味全部持っていかれる。


1、2週ぶりに夕飯をちゃんと作った。全体的に10月号のオレンジページから取ってきた。オレンジページ見てて思ったけど電子書籍として出たら買うかもしれない。
それにしても自炊は気分よく、やっぱりこれでなくっちゃねという感じでたいへん満足し、ついでにまたなめたけを作り、それからコラーゲンたっぷりな雰囲気だったスープは翌日というか今日の昼、ショウガのすりおろしを追加して素麺で食べた。おいしくておかわりした。日曜日の夕方が僕のあれを押しつぶしてあれがとても痛い。涙が出そうなほどに不安で、こうやってディスプレイ凝視しながら指をカタカタさせているうちに頭から、全部この白々と明るい壁の中に吸い込まれてしまうのではないかと、そしてそれもまたよいのではないかと。





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by anitama107 | 2010-10-24 18:28 |
2010年 09月 13日

手羽元の酢煮込みとか





1.手羽元の酢煮込み 2.冷やし麻婆豆腐 3.セロリナンプラースープ

1.手羽元の酢煮込み
手羽元3本、玉ねぎスライス、ショウガ、水カップ半分くらい、砂糖大匙3くらい、醤油40ccくらい、酢60ccくらい
を、落としぶたして煮込む。


2.冷やし麻婆豆腐


を見る。


3.セロリナンプラースープ
セロリ、玉ねぎ、水、韓国語の書いてある出汁の粉末、酒、ナンプラー、胡椒

を煮る。



昨今、メタモに行きwhyに行き今週末は福岡、来週は山水人に行く、
というのは二の話で、忙しいから更新できないよ!と言っていた気がするけどそんなこと言ってなかったかもしれないし、二の働いている会社の系列の会社の友だちと昨日話したら、そこの部門の合言葉か何かで「できない言い訳かっこわるい」というものがあるらしく、うすら寒くもあり、それを全体に敷衍していく(言葉あってる?)具合はきっとまああれこれうまいこといくのだろうなと思うところもあり、だから二は更新できない言い訳を書いたらいけないということになった。

それで僕自身は本日は瀬戸内国際芸術祭という建前のもとで先週は男木島に行ったので今週は豊島で、ということで朝一で鳥取から岡山に戻り、宇野にでて、そっから乗り継ぐか乗り継がないかしてフェリーに乗って豊島に行って最初に港の近くにあるうどん屋でうどんを食べておばちゃんたちが楽しそうに働いていて、それから随所で無料バスに揺られながらゆっくりと、島を一周ではないけれど全体的に見て回り、天気よく、気分よく、どの島でも静けさが強く印象に残るのだけど豊島も例外ではなくて、アートというものといい距離感を僕はいまだつかめていないけれど、その中でこういったロケーションというかよい環境の中でゆっくりと、マイペースに、見ることと歩くこととどちらがメインなのかあいまいになる感覚の中で体験できて気分がいいし、こういうことで地方が活性化したら、それについてはおそらく善し悪しの部分があると思うけれど、活性化しないまでも、というか、地方が活性化したらじゃなくて、地方の人たちが活性化したらとてもいいことになると思っていて、そうやって、独自の、下の階層に入れこまれるのではなく、東京と併存するような形で、独自の文化が発展していけばこんなに面白いことはないだろうとけっこう真剣に思っているのだけど、それで一回りして夕方の遅くに帰ってきて、上述のような夕飯を食べた。
というのは嘘で、鳥取は米子にて寝過したため豊島いけなかった。




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by anitama107 | 2010-09-13 00:40 |
2010年 08月 30日

鶏とセロリのレモンナンプラー塩炒め他





1.鶏とセロリのレモンナンプラー塩炒め ←これ参照
2.アスパラの煮びたし
3.みょうがの味噌汁
4.新生姜と椎茸の佃煮 ←これ参照


1.鶏もも(片栗粉、ごま油、砂糖)、セロリ、人参、玉ねぎ、レモン、酒、ナンプラー、ショッコショ

鶏もも下味。ごま油ひいて(ひかなくてもいいかも)鶏に色ついたらセロリ人参玉ねぎレモン、でいい具合で酒ナンプラー、でいい具合でショッコショ

2.アスパラ、出汁、酒醤油塩、鰹節
煮びたして鰹節

4.(コピペ)
しょうが
100g(約1パック)
しょうゆ 大2
砂糖(ざらめ) 大2
みりん 大2
水 大4
ゴマ 適量
☆お好みで入れても♪♪ ↓↓
\(◎o◎)/!これもウマッ
生しいたけ(これを入れても美味♪)

材料全部入れて煮汁なくなるまで煮る



月曜で豪雨にやられて帰ってきて8時過ぎの今食後の10時過ぎ。お腹いっぱいビール入らない。けど飲む。ナンプラー炒めはとてもおいしかったです。紹興酒がなかったのでなんかナンプラーとかレモンに合うだろうしおいしいかもねーで戯れに入れてみたのだけどこれがまあ本当においしかった。ただごま油で下味つけたところでさらにごま油ひいて炒めるとやたらつゆだくというか油だくになってしまう感じがしたのでじっくりやったら油ひかなくても問題ないというかそっちの方がいいかも。

それにしても、特に書くことがない。エクスぺリアを買って後悔なんてしていない!!とは言え、初めて「やっぱアイホンにしとけばよかったかなー」と思ったさっき。

つつがなく一週間が終わればそれでいい。






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by anitama107 | 2010-08-30 22:11 |
2010年 08月 26日

豆腐カレー





材料
木綿豆腐、ショウガニンニク玉ねぎ、あいびき肉、人参、セロリ、水、酒、オイスターソース、昆布茶、ルー

作り方
それぞれのやり方で豆腐の水を切っておく。
ショウガニンニクをみじん切りにし、玉ねぎの半量を薄切りにし、油しいて弱火でじっとりやる。
いい具合になったらひき肉入れる。
いい具合になったら玉ねぎの残りと人参とセロリの茎切ったやつを合流させ適当に炒める。
水を好きな量入れ、セロリの葉のみじん切り入れ、酒とオイスターソースと昆布茶を戯れに入れる。
いい具合になったら火を止めてルーをとろみ見ながら適当な量入れていき、よい加減だったら弱火を入れて豆腐も入れて少しのあいだ煮る。


見た目というのは大切なもので、以前ビートたけしの番組で青く着色したカレーが出ていて絵具みたいで気持ち悪いなーと思ったのだけど、見た目というのは大切なもので、ひき肉と豆腐があって茶色くて、食べていて味を感じているあいだですら麻婆丼食ってんだっけな俺、という気分にいくらかなったりした。実際はカレーの味だったしとてもおいしかったのですが、そんな毎日カレーとか嫌だし、二食分ぐらい賄えたらいいよねという感覚なのでルーの1パックが3回に分けて使われるようになっていて、なんかまあオッケーだねと思う。それにしてもこの皿の頻度高すぎ。
今日もいい一日だったと思って終わりたいのだけど、なかなかそううまくもいかない。




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by anitama107 | 2010-08-26 01:22 |
2010年 08月 23日

豚肉キャベツ玉ねぎ人参を炒めて皿に盛ったもの





材料:豚肉(しょうが、酒、しょうゆ各適当)、しょうが千切り、玉ねぎキャベツ人参ざく切り、酒中華出汁醤油コショウ、ラッキョウあらみじん、かつおぶし

作り方:漬けて炒めて調味して混ぜろ!

タスクをこなすような感覚でレシピをアップするようになりつつあるここ三日ほどであるのだけど、エクスぺリアとピカサ使うようになったことですごくアップするのが楽になった気がするけど写真が二日続けてぶれる感じがするのでもうちょっとどうにかしないとなと思いながら野菜炒めを作り食し皿洗い、タバコ吸いカタカタ。

私信:<br~>を置いたので、それと<a href=~>のあいだに文章入れたら延々エンター押す必要なくなったよ。




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by anitama107 | 2010-08-23 23:06 |
2010年 08月 23日

ショウガセロリスープ等





色味が悪いぜ!もう2時だぜ!明日も仕事だぜ!こんなことしてる場合じゃなくないぜ!辞めるか風邪引くかしたいぜ!日曜日はいつになっても憂鬱だぜ!グナイ!


1.牛肉とキャベツのレンジ蒸し
2.キュウリ人参セロリのナムル
3.ショウガスープ


1.
A:牛肉 長ネギ 片栗粉大1 オイスターソース大1/2 テンメンジャン大1/2 醤油小1とか ごま油少々
B:キャベツ ショウガ 醤油少し ごま油大1
大葉2,3枚

A漬けとく。B和えとく。サミュエル・フラーの『東京暗黒街 竹の家』を見る。
見終わったら立ち上がり、レンジで500wで11分やった。で混ぜて、大葉切ったやつ散らす。


2.
人参、セロリ、キュウリ、らっきょう ごま油小1くらい 醤油ちょい ごま大1とか ニンニクすりおろし適当、ショッコショ適当

和える。


3.
しょうが セロリ 長ネギ わかめ なんか韓国の牛のテールか何かの出汁 酒 ナンプラー ショッコショ

ごま油で薄切りショウガに火をかけ香りたったらセロリと長ネギみじん切りパート。(白髪ねぎパートは別で取っておく)
でいい具合になったら好きな量の水いれて煮立たせて酒とナンプラー等調味。最後の方でセロリの葉とわかめ。盛ったら白髪ねぎ盛る。






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by anitama107 | 2010-08-23 02:04 |
2010年 08月 21日

蒸し鶏春雨サラダ





























久しぶりの料理のアップ。知らぬ間にエキサイトブログの編集画面が変わってた。今はユーストで七尾旅人のやつの「検索少年」PVコンテストを見ているのだけど本当に面白い。審査というよりは最前線にいる人たちが熱心に話しているのを見るのがすごく面白い。熱いといったら頭悪そうだけどこの熱量の感じはとても見ていてエキサイティング。
さて、で、髪を切りに行った際にいつもそうするようにオレンジページを眺めていてそこで出ていておいしそうだったのでメモをして作った。ちょっとアレンジした。とてもおいしかった。

<材料>
ささみ、ショウガ、長ネギの青いとこ、酒大1、水カップ1/2
春雨 セロリ キャベツ ニンジン キュウリ

いりごま、しょうゆ酢 大1
胡麻油、砂糖 大1/2
味噌と豆板醤で合わせて 小1
にんにくすりおろし 小1/2
らっきょう いくつか
大葉 2,3枚

<作り方>
蒸し鶏作る。ささみ以下の材料を中火に掛け煮立ったら弱火にしてふたして7分。火を止めて15分蒸す。(保存するときは蒸し汁ごとらしいです)
一方で春雨茹でて冷やして水切っとく。
セロリ人参キュウリは細切り。キャベツは手でちぎり水さらし水切る。
いりごま以下の合わせダレ作ってキャベツ以外は混ぜ合わせて、皿にキャベツ敷いて盛る。
おいしい!





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by anitama107 | 2010-08-21 22:18 |
2010年 08月 21日

2009年10選

あまりに今さらなのだけど、8月も後半に突入することだし2009年に聞いた音楽のベスト10をここいらではっつけておこうかなという気になったというか更新しなさいという圧力がかかったので手っ取り早く、みたいなところではっつけておこうかなという気になったというか、料理も更新したいのだけどなんかデジカメ接続して云々するのがたった今については面倒臭いというか、ちょっとやり方考えなきゃなと今思っているところで、元気に生活して料理もちゃんと作ってます。しばらくしたらまた大量に更新します。誰に向けて弁明しているのかわからない。
以下、2009年の年の瀬に書いていたもの。



1. THA BLUE HERB - Stilling, Still Dreaming

一年を通しておそらく一番聞いていたであろうアルバム。ひたすら脳幹が音と言葉に犯される。TBHに最初に触れたのはおそらく2006年か5年か忘れたけどそこらへんで、クイックジャパンか何かの特集で向井秀徳か(と?)岸田繁が推していて、どれどれと思い2ndの『Sell Our Soul』を買ったのだけど、「なんでこの人は文句ばっか言ってるんだろう。不満はわかったからそれよりもお前の話を聞かせてくれよ」みたいな、今になって考えるとそれはそれでどういった了見で聞いていたのだろうという、そういう受け止め方をしていて、そのときはボスのリリックの驚異的なボキャブラリーの豊富さおよび構造のすさまじさやフロウの怒涛の力強さやO.N.Oのトラックのいびつさをどれだけこの耳は感知していたのだろうと、逆に興味深く感じるほどだけれども、ちゃんと、聞いていてずっしりと打ち震えるようになったのは岡山に来てからだったように記憶している。「東京を出て音楽なんて古いんだ。地元も仕切れずなに歌う気だ」というボスの言葉を地方に来て、そこに落ち着いてみて、初めて実感として理解できたのではないか。東京にいなければ何もできないというような、そういった考え方が一方にあったものだから、ボスによる北の連呼は僕の背中すら押してくれているように思われる。この98年1stから始まって、2002年『Sell Our Soul』、2007年『Life Story』にいたる10年で彼らは大いなる変遷を歩んでいる。ポルノまがいのヒップホップをディスり自分との闘いを究めていこうとする2ndや確固たる地位を築き愛を歌い家族を歌い何よりもヒップホップを大らかに歌ってみせる3rdよりも、今の僕のいるステージから見るならば、これから勝ち上がってみせると、東京、日本をあっと言わせてやると、ほとんど虚勢に近い態度でマイク握りがなりたてる1stが強く響いてくるのはもっともな話だろう。


2. 七尾旅人×やけのはら – Rollin’ Rollin’

北から首都東京に挑戦状を叩きつけたTBHとはきれいな対照を描くのがこの5曲入りシングルで、まさに東京でしか作れない音楽だと、初めて聞いたときから何十回聞いた今にいたるまで聞くたびに感じる。東京というよりはトーキョーの地下鉄に乗ってネオンさんざめく眠ることを知らない町に降り地下にもぐりパーティーはいつまでも終わらないだろうと胸を高鳴らせるのが週末の夜、服についた煙草の匂いと沈殿する酔いとともに白い靄に迎えられたけだるい体が裏腹のクリアな思考を持てあますのがパーティーの終わった朝で、たいがい終夜営業のラーメン屋だとかに入り間違ってラーメン餃子と半ライスでお腹いっぱいとともに気持ち悪い。繰り返された、そして繰り返されている、そんな光景を何度でも反芻させられる。やけのはらの声の驚くべきチープさは0年代末期のジャパニーズポップスの深層であり真相をまさにずぶりと捉えている。


3. Animal Collective - Merriweather Post Pavilion

誰よりも信用している友だちに勧められ、フジロックにも出るし聞いてみようと新宿タワーレコードで買ったのがこのアルバムで、間をおかずに買った『Strawberry Jam』と併せて高い頻度で聞いていた。家でボウボウとうねる音を聞くのもよかったし、営業車の粗野な音でドアをどんどんと叩き叫びながら聞くのも心地よかった。今年のフジロックでは圧倒的なベストアクトで、たしか1時間かそこらで役目を終えてしまったけれど、あのライブだったら3時間でも4時間でも聞き続けたかったと心底から思った。カタルシスを作ることを徹底的に排除した性感帯責め続け寸止め演奏に悶絶を越してふらふら、奏者を見ることもあまりせず空を見上げぽっかり口を開けていた。ゆるぎないポップネスが享楽とポップネスに侵食されるとこうなる、という典型。


4. 安室奈美恵 - PLAY

何かの折りにYouTubeで安室奈美恵のPVを見て、これはかっこいいとツタヤで借りてきた。一聴して完成度の高さにおののき、ずっぽりと聞かされてしまった。おそらく、非常に優秀な輸入能力を持つプロデューサーかアレンジャーがアメリカのR&Bのあり様をまるまる持ってきて作ったものなのだろうけれども、たとえそうであったとしてもこの完成度を否定することは決してできないしだろう。日本語と英語の同居に関しても妙技といえるほどの隙のなさ。「Should I Love Him」は歌詞をほとんど覚えるまで聞きこんだし「Baby, Don’t Cry」は元気のない日に聞けば涙すら流した。「Pink Key」の軽快なキュートさは朝、原付を走らせながら聞くと少しは気分もましになった。


5. Jim O’rourke - Eureka

いまさらになって我ジム・オルークを発見せりと高らかに叫んでみたところでただの道化にしかならないけれど、今年はジム・オルークの作品をけっこうな枚数買ったように記憶していて、挙げられるだけでも『Happy Days』『The Visitor』『mizu no nai umi』『I’m Happy & I’m Singing And 1,2,3,4』『Long Night』といったところで、要すると『Eureka』はデータとしては持ってるけど結局音源は買わずじまいだったということ。アコースティックギターmeetsサインウェーブmeets管楽器meets鍵盤meetsシンギング。そんなのが心地いい。表題曲のすばらしき静謐は言わずもがなだけどアルバムを通して、本当に贅沢な一枚。


6. Merzbow - Live Destruction at No Fun 2007

ノイズを聞いてみたいと思ったはいいが何を買ったらいいのかわからない新宿タワレコ2月の夜、近くにいた店員に聞いてみたいんだけどどれがいいですかねと聞いたところメルツバウは作品によって全然違う味を出すからどれがいいとはなかなか言えないですよという、ちゃんとプロフェッショナルな店員としての理解度を示してくれたことにはうれしい思いを感じつつも、回答自体はなんの要領も得ないものだったためにやむなくジャケで選んで買ったのがこれで、ベッドサイドミュージックとして重宝した。眠れない夜に可能な範囲で、とはいえほとんど近隣には気を使うことのない音量で聞いていると、耳が音の渦と一体化して次第に海の中にいるような心持ちになりいつのまにか眠る。演奏中盤の、爆音の底に聞こえてくる淡い光を放つふらふらした紐のような音がこのうえなく美しい。いっかいライブ見てみたい。今グーグルで調べてたら早稲田の学祭に出たことがあるみたいだけど呼んだ人どうかしてる。早稲田の学祭といえば一度だけ言ったことがあるけど、曽我部恵一と渋さ知らズオーケストラのライブを汗まみれで見て楽しんだ、という、そんな若さあふれることもあったのだと懐かしい。


7. Karen Dalton - In My Own Time

デカダンで流されていてなんだこれはと借りた一枚。その後に『It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best』も買ったけれども、パーシー・スレッジの「When A Man Loves A Woman」の中毒性の高さからこっちの方をよく聞いていた。物憂げかつ力強い歌声とそれを彩るペダルスティールやホーンの憂愁がすばらしい。何も知らず聞いていたとき太く枯れた声から勝手にファットで年を取った黒人歌手だろうと思いこんでいたから、うら若き白人と知ったときはびっくりした。ボブ・ディランとかと交流あったらしい歌手でありバンジョーの名手であるらしいこの女性は2枚アルバム出して失踪したらしい。そういうエピソードが評価の下支えになることはないけれども、特に書くことがないから付け足してみた次第。


8. さかな - リトルスワロウ

秋、さかなを聞いていると冬だなあと思っていた。寒々しい音楽ということではなくて北風の吹きすさぶ凍えるような日の暖房のよく効いた室内、という印象を受ける。たしかプロデュースとしてもクレジットされているROVOの藤井祐二のウッディーなバイオリンと西脇なんとかさんのメタリックで飾り気のないギター、そしてポコペンのとろけるようなボーカリゼーション、奇妙にねじまがりあざやかな原色で広がる歌詞世界がこのうえなく甘美な音空間を作っている。「ジプシー」をひたすら聞いていた。ここでのポコペンの歌唱はありていに言えば呪文みたいな域に達している。


9. Phillip Glass - Glassworks

今年はドローンをキーワードにしながらノイズ/ミニマル/現代音楽といったあたりをふらふらと行き来しているうちに終わって行った感じがあるのだけど、これはどうもミニマルと呼ばれるものらしい。混血の歌手家族を物語りながら19世紀終わりから20世紀終わりまでのアメリカ音楽を敷衍していくリチャード・パワーズの『われらが歌う時』にも名前が出てきて、フィリップ・グラスという人はだいぶ大御所なのだということが肌感覚として知れたのだけど、この作品は気分いい。特にホーン主体にしてミニマルかつ複雑に展開されていくM-2からM-4の流れがすばらしく、たいがいそのあいだに寝入る。ところで今じっさいに使うにあたって「M-」とは何ぞやというのがわからなく、調べようとしたのだけど調べがつかなかったので残念。


10. Xoxo, panda - The New Kid Revival

あまり面識のない女の人にCD-Rでもらったもの。よくしらないけどHer Space Holidayのメンバーというかたぶん首謀者の別ユニットらしく、その情報だけだったらハースペなんてただのしょうもないオシャレエレクトロニカ風情という印象だから食指が動くわけでもないのだけど聞いていみたらローファイでキュートなポップスで、最初の一声からすっかりキュンキュンする。線が弱くてひ弱で思春期引きずっていそうなボーカルがたまらなくて、特にアルバムの前半は怒涛のキュンキュンで僕が婚活検討中の欲求不満オフィスレディーだったら悶絶して言葉を失くしてしまうのではないかとすら思ったわけではないけどそんな感じがする。Tahiti80的キュンキュン。ウェス・アンダーソンの映画で流れていてもおかしくない、というのはこのバンドに贈られる最上級の讃辞になるのではないだろうか。



こうやって10枚を選出するのが今年は無理くりな感じがした。その原因はドローンを多く聞いていたからで、ドローンは寝る時とか本読む時とかにぼんやり流す分で世界を豊かにしてくれるけれど、聞いて「わあ! これは…!」のような感動を与えてくれる音楽では少なくとも今の僕にとってはないため、別に大してなんでもいいという面もある。だからドローン聞いてたわりにドローン的なものってあまり選ばれていなくて、ずっとまっとうな歌物が多く入っている。入っているけど、べつだん思い入れが強くて手に負えないなんてものはほとんどないのも実情で、上位3つ以外はかなり流動的かつ恣意的な選定になっている部分もあるだろう。バランスとかね。「あ、ノイズも入れとこう。ドローンも。和物ポップも」のような。2010年はドキドキ、それからワクワクしながら感動的に音楽を聞けたらいいと思っている。






Fucked up, friends!!
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by anitama107 | 2010-08-21 04:07 |